辰年:ドラゴンにちなんだ実写映画リスト

あけましておめでとうございます.
今年もよろしくお願いいたします.

今年は辰年という事で、竜・ドラゴンが出てくる映画を実写版とアニメーション版に分けてご紹介します.

ドラゴンが出てくる実写洋画は、なぜか質の高いものが少なく、このリストはベスト5とは言い難いです.
ドラゴンがテーマだったり、ドラゴンが登場する映画はいくつかあるのですが、悲しいくらい駄作品が多く、リストアップするのも迷った次第です.

これらの映画に出てくるドラゴンは、友人・味方として出てくる場合と悪役・敵として出てくる場合があります.
竜を龍神、天にいる神として崇めたり、幸運の象徴としてみたりすることができる日本や中国等の東洋.
一方、ドラゴンは征服すべき猛獣、または魔界からあらわれる禍々しいものと退ける西洋文化.それでもなお魅かれてやまない偉大なる存在だと認めている西洋人.
日本人が龍に対していだく感情と西洋人がドラゴンに対していだく感情を比べるのも一興です.
好みがあるでしょうが、それぞれ違ったドラゴンの姿、性格、動き、役割を味わってください.
B級映画として楽しんだり、ドラゴンがとにかく好きで、その特撮を見るだけで楽しめるという方におすすめする五作品です.

ドラゴンスレイヤー

(原題:Dragonslayer)
1981年

監督
マシュー・ロビンズ
 
出演
ピーター・マクニコル
ケイトリン・クラーク
ラルフ・リチャードソン
ドラゴンの名前
ヴァーミスラックス
ペジョラティヴ
Vermithrax
Pejorative
ドラゴンをデザインした
フィル・ティペット
をはじめ、特殊効果
担当の才人や
インダストリアル・
ライト&マジックの
才能ある面々が
1980年代に創作した
ヴァーミスラックス
は見物.
今では海外テレビドラマ
『アリー my ラブ』や
『NUMBERS 天才数学者
の事件ファイル』
での変人役で有名
になってしまった
ピーター・マクニコルの
若い二枚目ぶりが
見物でもある.
ネバーエンディング・
ストーリー

(独題: Die unendliche Geschichte)
(英題: The Neverending Story)
1984年

監督
ウォルフガング・ペーターゼン
 
出演
バレット・オリバー
ノア・ハザウェイ
タミー・ストロナッハ
ドラゴンの名前
ファルコン
Falkor
ミヒャエル・エンデが
執筆した児童用
ファンタジー小説
『はてしない物語』
が原作であったが、
作者の意向とは
全く違う映画に
なったことは有名.
それでも充分楽しめる
映画に出来上がっている.
二作目と三作目は
無視した方がよい.
カジャグーグーの
ボーカリスト、リマール
が主題歌を担当.
ドラゴンハート

(原題:Dragonheart)
1996年

監督
ロブ・コーエン
 
出演
デニス・クエイド
ショーン・コネリー (声)
デヴィッド・シューリス
ジュリー・クリスティ
ピート・ポスルスウェイト
ジョン・ギールグッド
ドラゴンの名前
ドレイコ
Draco
ショーン・コネリー
の声がドラゴンの口から
聞こえるだけで満足感が
味わえる.
人とドラゴンの間に
友情は生まれる
のであろうか.
ドラゴン好きには
心うつ作品かも
しれない.
サラマンダー

(原題:Reign of Fire)
2002年

監督
ロブ・ボウマン
 
出演
クリスチャン・ベール
マシュー・マコノヒー
イザベラ・スコルプコ
ジェラルド・バトラー
ドラゴンの名前
サラマンダー
このリストの中で一番
凶悪で残虐でこわい
ドラゴンが出てくる.
クリスチャン・ベールが
『ダークナイト』や
『ターミネーター』での
闘いぶりと違った味わい
を出している.
エラゴン 遺志を継ぐ者

(原題:Eragon)
2006年

監督
シュテフェン・ファンマイヤー
 
出演
エド・スペリーアス
ジェレミー・アイアンズ
レイチェル・ワイズ (声)
シエンナ・ギロリ
ロバート・カーライル
ジョン・マルコヴィッチ
ドラゴンの名前
サフィラ
Saphira
ドラゴンに乗って空を
飛びたいという望みを
目の前で見せてくれる.
ジェレミー・アイアンズ
がドラゴンの出てくる
映画に出るのは
『ダンジョン&ドラゴン』
(原題:Dungeons & Dragons)
につづいて二度目である.

 

登場するシーンは少ないものの、迫力ある素晴らしい存在感を観せてくれるドラゴンも他の映画に出てきます.
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(原題: Harry Potter and the Goblet of Fire)で、ホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの三校が、三大魔法学校対抗試合(トライウィザードトーナメント)で登場するドラゴンもそのひとつ.
トーナメント第一の課題は、金色の卵をドラゴンからいかに奪うかにかかっていました.ハリーとドラゴンの競り合いは、ドラゴンをテーマにした映画に負けないくらいの迫力です.
『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』(原題: The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader)に出てくるドラゴンは、その正体を知って愛らしささえ感じられる出来になっています.
『炎のゴブレット』以上に出番が少ないのですが、『魔法にかけられて』(原題: Enchanted)のスーザン・サランドン演ずる魔女が変身するドラゴンも見物です.
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(原題: The Lord of the Rings: The Two Towers)にもドラゴンに似たものが登場します.

悲劇や不況が続いた近年ですが、竜・ドラゴンがその暗雲をかき消してくれる事を祈って.

関連記事

 

 

 

 

〈ショッピング〉
【本】ドラゴン関係
【おもちゃ】ドラゴン等
【縁起物】干支
【DVD販売】Amazon DVD

 
[PR] DVD 宅配レンタルサービス 楽天レンタル