2012年度(第46回)NFLスーパーボウル(Super bowl XLVI)で垣間見る映画

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2012年度(第46回)NFLスーパーボウル(Super bowl XLVI)は、ナショナル・カンファレンス(NFC)代表のニューヨーク・ジャイアンツが、アメリカン・カンファレンス (AFC)代表のニューイングランド・ペイトリオッツに最後の残り一分で逆転、21-17 で優勝を果たした.
スーパーボウルファンにとっては始終ハラハラドキドキの素晴らしく見がいのあるゲームだった.

全米が夢中になるこの試合を更に注目させる理由は、ハーフタイムのステージパフォーマンスと試合中継の間に流されるコマーシャルにもある.
視聴者の多いこの番組でショーを披露する事も、広告を出す事も、マーケティングにおいては大切な賭けなのだ.

ハーフタイムショーといえば、2004年度のジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクの「wardrobe malfunction」事件以来際立つものがない.
去年のブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)のパフォーマンスは、ファンさえもがっかりするというお粗末さだった.
そんな中、日本では今秋公開予定の映画『W.E.』の映画監督を務め、先日ゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞したマドンナが、年を感じさせない(と言っては失礼かもしれないが)いきいきとしたパフォーマンスを披露した.

ソングリスト

  • “Vogue”
    Madonna
  • “Music”, “Party Rock Anthem”, “Sexy and I Know It” 
    Madonna、LMFAO(エルエムエフエーオー)
  • “Give Me All Your Luvin’” 
    Madonna、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)、M.I.A.(エム・アイ・エー)
  • “Open Your Heart”, “Express Yourself” 
    Madonna、シーロー・グリーン(Cee Lo Green)
  • “Like a Prayer” 
    Madonna、シーロー・グリーン

一方、コマーシャルの中でひときわ目立ち、視聴者を驚かせたのが、クリント・イーストウッドを掲げたクライスラーのCMだ.
去年のデトロイト出身のエミネム(Eminem)を起用したコマーシャルも好評だったが、イーストウッドのクレディビリティー(信頼性)はもっと高いはずだ.
映画『グラン・トリノ』(原題:Gran Torino)で、フォードの自動車工だった男を演じたイーストウッドが、アメリカの自動車産業の為にひとはだ脱ぐのは不思議ではない.
ラム、ダッジ、ジープを擁するクライスラー、デトロイトを代表する自動車メーカーの賢いコマーシャルは、政治的ともとられ、政界では意見が分かれている.
出演料を全額寄付したと公表しているイーストウッドの言葉を、励ましの言葉として素直に受けいられないのは淋しい気もする.
左、右、関係なく、一番大切な、彼の言葉の重みのわかる人々にとっては、心の奥底に響くメッセージであった.
彼のナレーションの一部を一緒に噛み締めてほしい.

It’s halftime in America, too.
People are out of work and they’re hurting.
And they’re all wondering what they’re going to do to make a comeback.
And we’re all scared, because this isn’t a game.

The people of Detroit know a little something about this.
They almost lost everything.
But we all pulled together, now Motor City is fighting again.

I’ve seen a lot of tough eras, a lot of downturns in my life.
And, times when we didn’t understand each other.
It seems like we’ve lost our heart at times.
When the fog of division, discord, and blame made it hard to see what lies ahead.
But after those trials, we all rallied around what was right, and acted as one.

Because that’s what we do.
We find a way through tough times, and if we can’t find a way, then we’ll make one.

All that matters now is what’s ahead.
How do we come from behind?
How do we come together?
And, how do we win?

Detroit’s showing us it can be done.
And, what’s true about them is true about all of us.

This country can’t be knocked out with one punch.
We get right back up again and when we do the world is going to hear the roar of our engines.
Yeah, it’s halftime America.
And, our second half is about to begin.

彼の渋い響きのある声に「イエス」と叫んだアメリカ人は少なくなかったであろう.

このメッセージは、東日本大震災に打たれた日本にもいえる事で、苦しい状況にいる人、会社、国、すべてに届いてほしい、贈りたい言葉なのだ.
日本政府はこのようなメッセージを、日本の国民を奮い立たせてくれる励ましを投げかけてくれないのだろうか?

確かに自動車産業のコマーシャルなので、とりあえず、愛知県豊田市出身、静岡県浜松市出身の誰かに、と考えていた所、浜松が誇るホンダがかわいい事をしてくれた.

マシュー・ブロデリック主演で、今でもカルト的人気のある『フェリスはある朝突然に』(原題:Ferris Bueller’s Day Off)をコミカルに思い起こさせるコマーシャルをホンダがスーパーボウルに送り出したのだ.
日系アメリカ人2世のタク・フジモトが撮影を務めたこの1986年作品を覚えている方はいるだろうか?
キャメロン役のアラン・ラックにも出ていてほしかったこのコマーシャルに、細かい注文は多々あるものの(Note to Honda executives; 次回は私に相談してからゴーサインを出してください)、チャーミングな仕上がりで、日本の自動車産業も踏ん張っている所を見せてくれた.
『フェリスはある朝突然に』のファンはいくつのシーンに「ああ、そういえば」と微笑んだであろうか.

I’ve said it before and I’ll say it again,
life moves pretty fast,
if you don’t stop and look around once in a while,
you could miss it.

ブロデリックの最後のメッセージにイーストウッドの重さはないが、日常にとらわれ過ぎな人々にとって大切な言葉だ.(雷)
 


 

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