パシフィック・リム ロボット 小話

地球を襲う巨大エイリアン怪獣に対抗するため、人類は巨大人型ロボットを創造する。
しかし、その巨大ロボット、イェーガーの操縦は、一人では負担が大きすぎることが発覚。
その為、操縦士は複数(通常は二人、中国の場合は三人)となり、「ドリフト」と呼ばれる方法を使ってパイロット同士が同調一致状態で操縦を行うことになる。
ふたつ(中国の場合はみっつ)の頭脳を単数化した意識としてパイロットとイェーガーを連結する、それは、人間とコンピューターを画期的なシステムでつなぐことであった。

日本の本、アニメ、特撮、カルチャーなどにも詳しいギレルモ・デル・トロ監督の新作『パシフィック・リム』(原題:Pacific Rim)がどのようなに作られたか、他のスタッフ、キャストとともに裏話を交えて応えるインタビュー動画を紹介します。

【イェーガー:メカウォリアー】

 


 

イェーガーの意味はドイツ語で「ハンター(狩人)」。
環太平洋地域に入っていないドイツの言葉が利用されている事が興味深いです(ここはつっこんではいけないところでしょうか)。
デル・トロ監督は、幼い頃から日本のアニメに多大な影響を受けていることを告白、特に横山光輝作品『鉄人28号』の名前を挙げています。
彼は日本のアニメをよく知り、そのアニメを愛しているデザイナーたちを集め『パシフィック・リム』に登場するロボットデザインを試みたそうです。
最初にシルエットを作り、その中から気に入ったものを40〜50体選んでからロボットの中身を描いていくという方法には驚きでした。
日本のロボットアニメに出てくるロボット達はどうのように設計デザインされていったのか興味がわきます。
こうしたロボットにそれぞれが違う性格、態度を持つように気をつけたそうです。
ロボット達は威厳を持ち、その表面を多くのプレートで覆い、その間にはピストン、レバー、ギアが複雑に入り組んでいると自信ありげに語り、このようなメカをデザインする事は10歳から12歳だった頃の自分たちを喜ばすものだったとデル・トロ監督は続けます。
日本のアニメに出てくるロボットには似ないように気をつけたらしいですが、それでもいくつかは(どれとは言いませんが)日本のアニメに登場するロボットを思い起こしてしまいます。
皆さんはどう思われますか?
どのロボットがお気に入りでしょうか?

 

【大型ロボットセット】

 


 

11歳の頃夢見たようなアドベンチャー映画だと言うデル・トロ監督。
ロボットの中に、自らいるようなリアルな感覚を体験してもらいたかったという彼の熱意はセット作りを見てもわかります。
重さが半端ではない上、一分間で200ガロンの水を投げ込んだりする訳ですから、俳優にとっての拷問室を作ってしまったと笑う監督。
アミューズメント・パーク(遊園地)の乗り物みたいだという操縦室は、実際どこかで(この映画はワーナー・ブラザーズ配給で、同じくWBの『ハリー・ポッターの魔法の世界』テーマパークが日本の大阪でも登場する予定ですし、可能性はあるかもしれません)作って欲しいくらいおもしろそうでした。

『パシフィック・リム』に登場するロボット、イェーガーを【パシフィック・リム ロボット 1】で紹介します。

 

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