アイ・アム・ナンバー4 (原題:I Am Number Four) の挿入歌・サントラ

『アイ・アム・ナンバー4』は、あまり評判の良くない映画だが、挿入歌は質の良い曲を選択している上、サントラもトレヴァー・ラビンがきちんとした運びと、スリルを高めるのに必要な音楽作りをしている.
映画を観なくても、ミュージックはチェックすることをお勧めする.

Kings of Leon

ナンバー3の事件の後、アレックス・ペティファー演ずるダニエル(後で名前をジョンに変える)がジェット・スキーを楽しんでいる時に流れる曲は、キングス・オブ・レオン(Kings of Leon)の、レディオアクティブ(Radioactive).

Adele

ナンバー6が、ナンバー4の住んでいた家を証拠隠滅の為にバクハツした時にかかる素晴らしい歌.この映画を時間の無駄という人もたくさんいたが、アデルを発見できただけの甲斐があったと言える人も多いだろう.
アデル(Adele)のパワフルな歌声とリズムに乗った歌は、Rolling in the Deep.是非フルで聴いてほしい.

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映画からのシーン

 
アデルのミュージックヴィデオ

 

Rockwell

ジョンがもつアイフォンは、映画の準主役と思われる位よく登場する.プロテクター、ヘンリからかかってくる電話のときに流れるリングトーンが、ロックウェル(Rockwell)のサムバディ・ウォッチング・ミー(Somebody’s Watching Me)なのには笑えた.

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The xx

サムが、ジョンのロッカーをあけるのを手伝い去っていくシーンから、授業中の風景、そして外のランチシーンに続く切ない響きを持つ美しい歌は、ザ・エックス・エックス(The xx)のシェルター(Shelter).台詞のない場面に流れるのがしっくり合っている.
これもおススメである.

The Temper Trap

「僕に関わったらいけないよ(I am not the guy you want to hung with)」と、カラン・マッコーリフ演ずるサムが哀しそうにジョンに言った後に始まり、ジョンが家で、セーラのフォト・ウェブサイトをみている時に流れる歌は、ザ・テンパー・トラップ (The Temper Trap)の Soldier on.
これもおすすめ.

Jimmy Eat World

ジョンとセーラがお化け屋敷に入る前に少しだけ聞こえるのが、ジミー・イート・ワールド(Jimmy Eat World)のインヴェンテッド(Invented).

The Zac brown Band

聴き辛いが、学校の清掃係の人聴いているのが、ザック・ブラウン・バンド(The Zac brown Band)の As She’s Walking Away.

Civil Twilight

イヌ、サム、ジョンがトラックに乗り込んだ後、流れ始め、エンドクレジットと共に聴かれるのが、シヴィル・トワイライト(Civil Twilight)の Letters from the Sky.
これも聴きごたえがある.

トレヴァー・ラビン

サスペンスを盛り上げるように多くの音楽が組み立てられている.ナンバー4役のテレサ(テリーサ)・パルマーがヒロインを演じた『魔法使いの弟子(原題:The Sorcerer’s Apprentice)』のサントラもラビンが担当した.

関連項目

トレヴァー・ラビン作品
 

30 Seconds To Mars

予告編の中には、サーティー・セカンズ・トゥー・マーズの Escape がバックに流れているものがある.(最近のものはほとんどがアデルの歌をバックに使っている)『ガフールの伝説(原題:Legend of the Guardians: The Owls of Ga’Hoole) 』のサントラで紹介した Kings and Queens も入ったアルバム『ディス・イズ・ウォー』は秀作なので是非聴いてほしい.


 

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